JA共済連の現状2010デジタルブック
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JA共済Q&AQ JA共済の割りもどし金の仕組みはどのようになっているのですか?生命総合共済、建物更生共済などの長期間にわたって保障提供を行なう共済(長期共済)の共済掛金は、あらかじめ予定した計算基礎にもとづいて設定しています。 この計算基礎は、統計上の危険率にもとづき算定した「予定危険率」、満期などに向けて積み立てる積立金の運用をあらかじめ見込んだ「予定利率」、共済事業運営に必要な経費にあてるための「予定事業費率」から成り立っています。 「割りもどし金」は、上記の計算基礎による予定の率と決算による実績との差(危険差損益・利差損益・費差損益)を精算し、ご契約の種類、金額、経過期間などに応じて公平にご契約者の皆さまにお返しするものです。A 割りもどし金の支払時期(5年満期の場合)*3年目割りもどしの例(注) ご契約の共済種類によっては、割りもどし金の支払時期が上図と異なるものがあります。事業年度事業年度事業年度事業年度事業年度事業年度1年目2年目3年目4年目5年目共済年度加入契約応当日契約応当日契約応当日契約応当日第1回割当第2回割当第4・5回割当満期第2回割りもどし金支払い第3回割りもどし金支払い第4・5回割りもどし金支払い第3回割当第1回割りもどし金支払い■ 共済掛金の構成と3利源共済掛金純共済掛金積立部分+危険部分事業費部分付加共済掛金1 積立部分 将来の共済金の支払いに備えて毎年積み立てられる部分。積立金は運用され、予定利率にもとづく運用益と、実際の運用益の差を「利差」といいます。2 危険部分 危険にかかる共済金の支払財源となる部分。統計から算出した危険率にもとづいて決められます。統計上の危険率にもとづき予定していた支払共済金と実際の支払共済金の差を「危険差」といいます。3 事業費部分 共済事業を行なううえでの経費部分。予定していた経費と実際にかかった経費の差を「費差」といいます。 契約者への割りもどし金は、これら3つの部分(3利源)の剰余から支払われます。■ 3利源の剰余と割りもどし金 JA共済では、3利源から生じた利益から、将来の共済金支払を確実に行なうために必要な異常危険準備金等の準備金を積み立てた後の剰余については、共済約款・共済掛金率審議委員会(注)により定められた基準にしたがい、利差・危険差の100%、費差の20%以上(平成21年度80.0%)を契約者割戻準備金に積み立て、ここから割りもどし金をお支払いしています。(注)共済約款・共済掛金率審議委員会とは、共済契約者の代表、JAの代表および学識経験者で構成され、共済契約者の利益保護を目的に共済約款および共済掛金に関する事項の審議等を行なう委員会です。 共済掛金は、純共済掛金(積立部分+危険部分)と付加共済掛金(事業費部分)で構成されます。71組織概要

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