JA共済連の現状2015デジタルブック
31/180

 流動性リスクとは、解約返れい金の一時的な増加や大規模自然災害による資金流出などで必要となる資金の確保ができなくなることや、市場の混乱などで取り引きができなくなることにより、通常よりも著しく低い価格で資産売却を余儀なくされることで損失を被るリスクのことです。 流動性リスクは、資金繰りリスクと市場流動性リスクに分類して管理しています。 事務リスクとは、内部管理体制の不備や役職員の不適正な事務処理、役職員が起こした事故・不正などにより損失を被るリスクのことです。 JA共済連では、事務リスクについて、発生原因を「内部業務・事務手続要因」「人的要因」「システム要因」「外生的要因」に区分し、その管理を、事務リスク管理部門、内部監査部門が中心となり、コンプライアンス部門、システムリスク管理部門などと連携しながら行っています。 システムリスクとは、コンピュータシステムのダウンや誤作動・不備、および不正に使用されることなどによって損失を被るリスクのことです。 JA共済連では、情報資産をさまざまな脅威から適切に保護するために、情報システムの企画・開発、運用、利用にあたって必要な安全対策の基準を定め、システムリスク管理体制の充実ならびに適切な管理を行っています。 情報資産とは、情報および情報システムのことをいいます。情報とは、JA共済連が保有する一切のデータなどをいい、情報システムとは、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、各種データファイルおよびシステム開発・運用のために必要な仕様書などをいいます。情報資産■ 資金繰りリスク JA共済連では、日々の資金繰りの状況を「平常時」「要注意時」「懸念時」「危機時」「大規模自然災害時」に区分し、資金繰りの状況に応じて迅速かつ適切な対応ができるよう管理を行っています。■ 市場流動性リスク JA共済連では、短期間のうちに現金化が容易な資産などを一定額以上保有するように限度額を設定し、管理を行っています。流動性リスク管理事務リスク管理システムリスク管理29リスク管理の取り組みⅡJA共済連の運営について

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です