JA共済連の現状2017デジタルブック
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資産の運用状況(平成28年度の運用ハイライト)資金運用環境運用方針 国内長期金利(10年国債利回り)は△0.04%で始まりました。英国のEU離脱などから低下基調で推移しましたが、これまでの金融政策に対しての総括的な検証を行うとされた9月の日銀金融政策決定会合に対する警戒感から上昇に転じました。その後は、米国の大統領選挙の結果を受け、トランプ大統領の経済政策への期待感から米国金利が上昇したため国内長期金利も上昇圧力が高まったものの、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」のもとで0%程度に誘導する日銀の政策スタンスが確認されたことから、上昇は抑えられ、0.06%で期末を迎えました。 国内株式相場(日経平均株価)は16,719.56円で始まりました。円高進行や英国のEU離脱を受けたリスク回避の動きと日銀のETF買い増しが拮抗し、もみ合い推移となりました。その後は、米国の大統領選挙の結果を受け、米国株が過去最高値を更新したことや、米国金利の上昇を受けて円安基調となったことなどから上昇基調をたどり、18,909.26円で期末を迎えました。 為替(円/ドル)相場は112.57円で始まりました。英国のEU離脱を巡るリスク回避の動きから円高基調で推移しました。その後は、米国の大統領選挙の結果を受け、市場のリスク選好度が強まったことや、米国の利上げによる内外金利差の拡大を受けて、円安に転じましたが、トランプ大統領のドル高牽制発言に円は買い戻され、112.19円で期末を迎えました。長期金利(10年国債利回り)株式相場(日経平均株価)為替相場(円/ドルレート)平成28年度末0.06%18,909.26円112.19円 JA共済連は、生命・損害両分野の共済事業を行っており、長期の予定利率固定型仕組みを主力としていることから、責任準備金が長期の固定金利資金として負債の大部分を占めています。 この負債特性を考慮し、共済金や返れい金等の支払いを将来にわたって確実に実行するため、円貨建の確定利付資産(公社債、貸付金等)を主体とした運用を行うなか、収益性向上に向けた株式運用等にも取り組んでいます。平成27年度末△0.05%16,758.67円112.68円18

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