2013年3月15日
JA共済連（全国共済農業協同組合連合会・代表理事理事長 横井 義則）では、新キャラクター「JA共済さん」が中高生に自転車交通ルールの順守を呼びかけるTVCM「JA共済さん『交通安全教室』」篇を制作し、3月21日（木）から全国で放映します。
このTVCMでは、近年、社会問題化している自転車交通事故の現状を受けて、自転車の正しい乗り方を訴えています。交通ルールを楽しく伝えるCGキャラクター「JA共済さん」を新設し、自転車に乗る機会が増える春休みに合わせて中高生を中心に注意を促します。
CMのストーリーは、自転車交通ルールを教えるために学校に現れた「JA共済さん」が、校庭に集まった学生たちに『自転車搭乗中に見通しの悪い交差点で安全確認を怠った場合』の危険性について、身体を張って実演するというものです。これは、実際にJA共済が開催している中高生を対象とした「自転車交通安全教室」の一場面を表現しています。
自転車で交差点に飛び出した「JA共済さん」が、自動車と衝突してバラバラになりながらも、最終的には元の姿に戻るCGキャラクターならではの動きや、「みんなはこうはいきませんよ」というコミカルなセリフなど、中高生にとって身近な交通安全の話題をCGと実写を交えて軽いタッチで描きました。
同TVCMは、進学・進級を控えた春休み期間中の3月21日（木）より全国で放映を開始します。同日よりJA共済ホームページ「CMライブラリ」でもご覧いただけます。
なお、「JA共済さん」を主人公としたTVCMは、今回の『交通安全教室』篇に続き、自転車の二人乗りを注意する『二人乗り』篇、交差点での停止を呼びかける『一時停止』篇と制作し、順次放映する予定です。
また、JA共済連では同TVCMの放映開始にあわせて、新聞広告等においても「JA共済さん」をメインキャラクターに据えた自転車交通安全啓発活動を展開し、事故のない安全・安心な地域づくりに貢献してまいります。
近年の健康志向や環境配慮に対する意識の高まり、また、東日本大震災以降は、災害時に有用な移動手段として活用できることなどから、自転車に注目が集まっています。
一方で、警察庁の報告書（注記）によると、国内の交通事故件数が減少傾向にある中、自転車が関係した事故は 平成18年以降5年連続で2割を超えており、これらの死傷者の約3割が19歳以下の若者が占めています。
また、同報告書では、自転車事故による死傷者のうち、3分の2が「自転車側に違反がある」と指摘していることから、身近な乗り物として自転車に乗る機会の多い中高生に正しい自転車マナーを身につけてもらうことが喫緊の課題となっています。
注記：出典「平成23 年中の交通事故の発生状況」（警察庁 2012年2月23日）
自動車共済・自賠責共済を提供するJA共済では、交通事故未然防止活動や交通事故被害者の社会復帰支援に積極的に取り組んでいます。中高生に向けては、日常生活において自転車を利用する頻度が高いことから、プロのスタントマンが交通事故を再現し、その恐ろしさを疑似体験してもらう「自転車交通安全教室」の開催（平成21年度から現在、全国で延べ439回実施）や「自転車交通安全教育DVD」の制作と学校への寄贈（平成21年6月から現在、これまでに3作品を制作）などを通じて、自転車交通ルールの順守を呼びかけています。
今回のTVCMも、こうした活動の一環として実施するものです。中高生に興味を持ってもらえるよう、コミカルな作品に仕上げ、新学期を目前に控えた生徒たちに強く「交通安全」を訴えます。
平成25年3月21日（木）より全国で放映
平成25年3月21日（木）よりJA共済ホームページ「CMライブラリ」にて公開（https://www.ja-kyosai.or.jp/enjoy/enjoy/cm/）
PDFファイルをご覧になるにはAdobe Reader®が必要です。
Adobe Reader をダウンロード
