トップメッセージ

農業協同組合が理念とする『相互扶助』を事業活動の原点に、もっと安心、もっと信頼されるJA共済をめざしていきます。

ごあいさつ

日頃よりJA共済事業をご利用いただき、厚くお礼申しあげます。

JA共済は、「一人は万人のために、万人は一人のために」という「相互扶助(助け合い)」を事業理念に、「ひと・いえ・くるまの総合保障」の提供を通じて、組合員・利用者の皆さまが豊かで安心して暮らすことのできる地域社会づくりをめざした取り組みを行っています。

新型コロナウイルス感染症に関して

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および生活に多大なる影響を受けておられる皆さまに対しまして、心よりお見舞いを申しあげます。

このような状況下だからこそ、相互扶助の事業理念にもとづくJA共済の使命を果たすべく、さまざまな取り組みを実施しています。
具体的には、宿泊施設や自宅等で療養する場合も医師等の証明書により入院保障の対象とするなど、新型コロナウイルス感染症に伴う共済金の特別取扱いを実施しています。

また、コロナ禍であっても、組合員・利用者の皆さまに確かな安心をお届けするため、電話にてご契約内容の確認や生活の変化などを伺う3Qコール活動に積極的に取り組んでいます。

さらに、医療機関や介護施設にマスクやフェイスシールド等の寄贈や、外出自粛中に自宅で快適・健康に過ごしていただくための各種お役立ちコンテンツ等の提供を行いました。

JA共済連では、一日も早い事態の収束に向けてお役に立てるよう、引き続き事業の総力をあげて取り組んでまいります。

農業を取り巻く環境

新型コロナウイルス感染拡大にともなうインバウンド需要の減少や外食の自粛等により、国内の農畜産物が大きな影響を受けました。

また、日本の農業を取り巻く環境は、JAが組織基盤とする農村部において人口減少と農業者の高齢化が顕著となる一方、法人組織経営体が増加する等、農業経営の大規模化・法人化が進んでいます。

一方で、政府は「農林水産業・地域の活力創造プラン」において、「農業・農村全体の所得を今後10年間で倍増させることを目指す」としており、国内外の需要を取り込むための輸出促進・地産地消・食育や6次産業化の推進などに取り組んでいます。

また、近年のTPP11、欧州連合とのEPA、日米貿易協定の締結に加え、令和2年11月にRCEP(東アジア地域包括的経済連携)への署名、令和3年1月に日英包括的経済連携協定を発効する等、国際化の流れは加速しています。

令和2年度の事業概況

令和2年度は、「令和元年度から3年度 JA共済3か年計画」の中間年度として、JAグループとしての自己改革の取り組み等を踏まえて策定した令和2年度事業計画にもとづき、コロナ禍の影響も勘案のうえ、次のことに取り組みました。

具体的には、万全な生命保障対策の徹底に向けて、令和2年4月新設の「特定重度疾病共済」のご案内等を契機とした「あんしんチェック」、「はじまる活動」の展開や、各種チラシおよびニーズ喚起動画を活用した生命保障の複数加入の強化に取り組みました。

農業・地域に貢献する取り組みとしては、組合員・地域住民等とのさらなる関係強化に向けて、「地域・農業活性化積立金」を活用し、県域ごとに地域の実情に応じたさまざまな活動を実施したほか、農業経営の安定化に向けて、「農業リスク診断活動」や「農作業事故未然防止活動」に取り組むとともに、農業者における農業経営を取り巻くリスクに対して共栄火災と連携して保障提供を行いました。

また、事業の効率化に向けては、Lablet's等を活用したペーパーレス・キャッシュレス手続きのさらなる浸透・定着の取り組みに加え、生命共済におけるペーパーレス手続き時の医的審査の自動化等にも取り組みました。

さらに、契約者対応力の強化に向けて、自動車損害調査業務におけるJAとJA共済連の業務分担の見直し(JAの損害調査業務をJA共済連へ移管)に順次取り組みました。

むすび

JA共済は、共済事業開始以来70年以上にわたり、相互扶助の理念のもと、地域に「しあわせの輪」を広げ、豊かで安心して暮らすことのできる地域社会づくりに取り組んでまいりました。

おかげさまを持ちまして、令和3年1月には全共連設立70年を迎えることができました。

コロナ禍であっても前述のような着実な事業活動を実施できましたのも、これまでの地域に根ざした活動により築いた組合員・利用者の皆さまとの深い絆の賜物と心より感謝申しあげます。

JA共済は、今後いかなる環境下であっても、永続的に組合員・利用者の皆さまに「安心」と「満足」を提供できるよう、これまで以上に強い使命感と情熱をもって、よりよい保障とサービスの実現と健全な経営による誠実な事業活動を行ってまいります。

引き続きご支援を賜りますようよろしくお願い申しあげます。

令和3年8月