全国共済農業協同組合連合会(以下、JA共済連)は、農業協同組合が理念とする「相互扶助(助け合い)」を事業活動の原点とし、ひと・いえ・くるま・農業の各分野における保障提供活動や、さまざまな地域貢献活動を通じて、組合員・利用者、農業従事者、地域社会を支える人々が豊かで安心して暮らすことのできる地域社会づくりに取り組んでまいりました。
これからも、JA共済連は、このサステナビリティ方針に基づいて、事業活動を通じて積極的に社会課題解決に取り組み、農業と地域社会の持続的発展に貢献するとともに、地域社会を構成する一員としての社会的役割を果たしてまいります。
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(1)組合員・利用者
組合員・利用者の方々のニーズを踏まえた保障提供を通じて、豊かな生活づくりの貢献に努めます。
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(2)農業従事者
農業リスク軽減に資する保障提供活動や国内農業者の維持増大等に向けた各種活動を通じて、農業の持続可能性確保に努めます。
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(3)地域社会および地域社会を支える人々
事業基盤である地域社会および地域社会を支える人々が抱える社会課題の解決に資する取り組みを通じて、地域社会の持続可能性確保に努めます。
また、地域社会を支える人々と協同して地域の活性化に取り組みます。
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(4)JA共済連役職員
安全・安心かつ健康に配慮した労働環境を確保し、役職員の成長を支援する環境づくりに努めます。
また、あらゆる多様性を尊重し、すべての職員に対する公平な機会の提供や働きやすい職場環境を整備するとともに、職員の成長を支援する職場づくりに努めます。
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(5)JAおよび子会社をはじめとする関連先ならびに協同組合等
情報を適切・公平に開示するとともに、継続的な対話を通じて信頼関係を構築し、協同して持続可能な社会の実現に努めます。
2. 環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する取り組み
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(1)環境
人々が安心して暮らせる地球環境を次世代に引き継ぐため、事業活動において、気候変動対策を含む環境保全の取り組みを推進します。
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(2)社会
事業活動において、すべての人々の人権を理解・尊重し、人権啓発に取り組みます。
また、プライバシーを尊重し、個人情報管理を徹底します。
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(3)ガバナンス
事業活動において、コンプライアンスを最優先し、国内外の適用される法令および会内規程等を遵守します。
また、社会的な倫理観に基づいて公正かつ誠実に行動します。