企業年金(確定給付型)の受託概況(令和4年3月末現在)

2022年5月31日

3業態(信託業界・生命保険業界・JA共済連)にかかる企業年金(確定給付型)の受託概況(令和4年3月末現在、速報値)を別添のとおり取りまとめました。

概要

(1)企業年金(確定給付型)の受託件数は、厚生年金基金が5件、確定給付企業年金が12,108件となっています。

 

(2) 企業年金(確定給付型)の資産残高は、対前年比5,951億円増(対前年比0.7%増)の83兆1,688億円となっています。資産残高の内訳は、厚生年金基金が15兆361億円(対前年比0.0%増)、確定給付企業年金が68兆1,327億円(対前年比0.8%増)となっています。なお、業界別の内訳は、信託業界65兆4,528億円(78.7%)、生命保険業界17兆2,736億円(20.8%)、JA共済連4,424億円(0.5%)となっています。

 

(3)企業年金(確定給付型)の加入者数は、それぞれ厚生年金基金が12万人、確定給付企業年金が930万人となっています。加入者総数では、制度への重複加入はあるものの、943万人と、第1号厚生年金被保険者数4,047万人(令和3年3月末)から推計すれば、民間サラリーマンの約23%が企業年金(確定給付型)に加入していることになります。

 

以 上

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