概要
(1)企業年金(確定給付型)の受託件数は、厚生年金基金が4件、確定給付企業年金が11,653件となっています。
(2)企業年金(確定給付型)の資産残高は、対前年比2兆2,399億円減(対前年比2.5%減)の84兆1,901億円となっています。資産残高の内訳は、厚生年金基金が15兆3,929億円(対前年比4.3%減)、確定給付企業年金が68兆7,972億円(対前年比2.1%減)となっています。なお、業界別の内訳は、信託業界66兆4,050億円(78.9%)、生命保険業界17兆3,516億円(20.6%)、JA共済連4,334億円(0.5%)となっています。
(3)企業年金(確定給付型)の加入者数は、それぞれ厚生年金基金が11万人、確定給付企業年金が887万人となっています。加入者総数では、制度への重複加入はあるものの、899万人と、第1号厚生年金被保険者数4,211万人(令和6年3月末)から推計すれば、民間サラリーマンの約21%が企業年金(確定給付型)に加入していることになります。